情報は全身で集める

看護

情報収集はあらゆる手段を使おう

五感・・とても大切です。

 

特にご高齢の方は、難聴になると認知症のリスクが上がります。

 

相手の言っている事を、自分の中だけで解釈して自己完結してしまう・・あっていようがいまいが・・

 

ご家族様から、家族間でコミュニケーション取れなくて困っているとご相談。一番困るのは・・・

「本人が困っていない・・」

本人が来院した際に、補聴器を提案してみた。

「数年前に相談に行ったが、こっちの話をろくに聴かないで、さっさと話しを進めてしまい不快だったからやめてしまった」との事。

 

この方は、かなりの難聴なのでゆっくりと話さないと理解ができない。時には筆談で。説明はあったのでしょうが、本人は何が何だか分からないままだったのでしょう。

本人と時間をとって話を聴くと、必要性はご自身でも感じていた。こちらから耳鼻咽喉科への紹介状と娘さんの付き添いをして受診する事で納得して頂いた。

 

なぜ補聴器を勧めたか。家族からの相談もありますが、前回の受診時に便秘の処方薬をした際に、使用方法の説明を理解されていなかった。

自分なりの理解で使用したら、粗相してしまい、下着を汚し大変な思いをしたと話されていた。

見えない事も、不便ですが「相手に理解してもらう」事はとても大切です。

説明を理解していない患者さんがいた際に、担当者に「指導したの?」と尋ねると「しました!」との返事が来ることがほとんど。

 

しかし、

説明=理解

ではない。説明したという行動事実があるだけ。

相手が理解したかを確認しないとダメですね。

本人が難しければ、家族やキーパーソン、ケアマネなど手段を考えないといけない場合もあります。

色んな情報を得るのに、五感って大切だな・・と改めて思います。そして、このようなご高齢者と話を聴く時間を作る事の難しさも実感。

 

医療現場に限らず、情報を得る時は、1つだけより他の手段も検討して集めた方が安心だと思っています。

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