鼻神話の内視鏡検査

看護

鼻が良いか・・口が良いか・・迷うけど

上部内視鏡検査(通称胃カメラ)は「胃」だけを診ているわけでは無くて、食道・胃・十二指腸まで診ています。

 

バリウム検査では、液体が胃に留まるので、多方面から観察できますが、食道はサラリと通り過ぎるので、じっくり観察は向きません。

 

そして、経鼻内視鏡が開発されてから、「鼻でやると楽だ」という神話ができました。皆さん、「鼻の方が楽だと聞いたので鼻が希望」とおっしゃいます。なぜ楽か?

 

舌の根元、嘔吐反射を起こす部分にスコープが当たり続けると「おえっ!」となるのですが、経鼻だと舌根に殆ど触れないので、楽だという情報が先行しました。

が、意外と鼻はつらい!という方が多くいます。特に女性。

➀花粉症や慢性鼻炎、副鼻腔炎など鼻の持病がある

②外傷などで、鼻の骨格手術経験がある(あるいは湾曲している)

③女性(男性と違い骨格か小柄な方多い)

は経鼻の選択肢は回避した方が良いと思います。

 

手順としては、鼻の浮腫みや止血作用の点鼻薬を数分→麻酔の表面ゼリー数分→スコープと同じ太さのネラトンカテーテルを入れる・・このカテーテルがスムーズに入らない際は、やめた方が無難です。(施設によって若干の違いはあります)無理すると鼻出血や圧迫痛があります。

 

結局、検査自体で楽な検査希望の際は、鎮静剤使用の麻酔(眠って行う)をするのが一番楽です。お酒が強い人や、安定剤内服中の人は麻酔の効果が効きづらい事が有ります。受ける施設でご相談しましょう。

 

 

タイトルとURLをコピーしました